猫が毛玉を吐くのは普通なの?
猫が「ケホッ、ケホッ」とえずいたあと、細長い毛のかたまりを吐き出す。
猫と暮らしている方なら、一度は見たことがあるかもしれません。
猫は毎日グルーミングをする動物です。
毛づくろいをする時、舌に抜け毛がからまり、その毛を一緒に飲み込んでしまいます。飲み込んだ毛の一部は便と一緒に出ますが、胃の中でまとまると毛玉として吐き出されることがあります。
そのため、たまに毛玉を吐くこと自体は珍しくありません。
ただし、「猫だから毛玉を吐くのは当たり前」と決めつけてしまうのは少し危険です。
吐く回数が増えた、何度もえずく、食欲が落ちた、便が少ない。
こうした変化がある場合は、毛玉がたまりやすくなっているサインかもしれません。
換毛期に毛玉が増えやすい理由
換毛期は、普段よりも抜け毛が増える時期です。
床やソファ、服に毛がつきやすくなるだけでなく、猫自身が飲み込む毛の量も増えやすくなります。
特に以下のような猫は、換毛期に毛玉が気になりやすい傾向があります。
· 長毛種の猫
· 抜け毛が多い猫
· よく毛づくろいをする猫
· ブラッシングが苦手な猫
· 水をあまり飲まない猫
· 便がかため・少なめの猫
· 高齢で活動量が落ちてきた猫
毛玉ケアで大切なのは、吐いてから慌てることではありません。
毎日の中で「飲み込む毛を減らす」「ため込みにくい状態を作る」ことがポイントです。
毛玉を吐く回数、どのくらいなら注意?
猫によって体質や毛量は違うため、「何回なら必ず大丈夫」とは言い切れません。
ただし、以前より明らかに吐く回数が増えている場合は、日常ケアを見直すタイミングです。
たとえば、以前はたまに吐く程度だったのに、最近は週に何度も毛玉を吐く。
あるいは、毛玉を吐く前に苦しそうにえずく時間が長い。
このような場合は、飲み込んでいる毛の量が増えている可能性があります。
また、毛玉に見えても、実際には胃腸の不調や別の原因で吐いていることもあります。
吐き戻しが続く、元気がない、食欲が落ちている場合は、早めに動物病院へ相談しましょう。
毛玉が気になる時に見たい5つのサイン

1. 毛玉を吐く回数が増えた
換毛期に抜け毛が増えると、猫が飲み込む毛の量も増えます。
その結果、毛玉を吐く回数が以前より増えることがあります。
一度吐いたあと元気に過ごしているなら様子を見ることもありますが、短期間で何度も吐く場合は注意が必要です。
2. えずくのに毛玉が出ない
毛玉を吐きそうな動きをするのに、何も出てこない。
このような様子が何度も続く場合は、毛玉だけでなく体調不良の可能性も考えられます。
特に、苦しそうにしている、食欲がない、元気がない時は、自己判断で様子を見すぎないようにしましょう。
3. 便が少ない・かたい
毛玉ケアでは、吐くかどうかだけでなく、便の状態も大切です。
飲み込んだ毛は便と一緒に出ることもあるため、便が少ない、かたい、出にくそうな時は、お腹の流れも一緒に見直したいところです。
4. 食欲が落ちている
毛玉が気になる時、猫がお腹の違和感から食欲を落とすことがあります。
いつものごはんを残す、好きなおやつに反応しない、食べる量が急に減った場合は、毛玉だけでなく体調全体を見てあげましょう。
5. 毛づくろいが増えた
猫はリラックスしている時にも毛づくろいをしますが、ストレスや皮膚の違和感、換毛期のむずむず感で毛づくろいが増えることもあります。
毛づくろいが増えれば、その分飲み込む毛の量も増えます。
最近よく舐めているなと感じたら、ブラッシングの回数を少し増やしてみましょう。
換毛期にできる毛玉ケア
1. 毎日のブラッシングで飲み込む毛を減らす
毛玉ケアの基本は、猫が飲み込む毛を減らすことです。
短毛の猫でも、換毛期は毎日少しずつブラッシングするのがおすすめです。
長毛の猫は、胸まわり、脇、後ろ足、しっぽの付け根など、毛が絡まりやすい部分を中心にケアしましょう。
ブラッシングが苦手な猫は、いきなり長時間行わず、1〜2分から始めるのがコツです。
終わったあとにおやつをあげると、少しずつ慣れてくれることもあります。
2. 水分をとりやすい環境を作る
水分が少ないと、便がかたくなりやすく、飲み込んだ毛も出にくくなることがあります。
水をあまり飲まない猫には、以下のような工夫がおすすめです。
· 水皿を複数置く
· 流れるタイプの給水器を使う
· ウェットフードを取り入れる
· いつものごはんに少量のぬるま湯を加える
· 水皿をこまめに洗って清潔に保つ
特にドライフード中心の猫は、日頃から水分量を意識してあげましょう。
3. 便の状態をチェックする
毛玉ケアでは、吐き戻しだけでなく、トイレの様子も大切です。
便の回数、量、かたさを見ておくと、猫のお腹の状態に気づきやすくなります。
· 便が以前より少ない
· 便が小さくてかたい
· トイレに入る回数が増えた
· いきんでいるのに出にくそう
· 便の間隔が長くなった
このような変化がある時は、毛玉ケアとあわせてお腹のケアも意識してみましょう。
4. 毛玉ケア用の栄養補助を取り入れる
換毛期のように抜け毛が増える時期は、ブラッシングや水分ケアに加えて、毛玉ケア用の栄養補助を取り入れるのも一つの方法です。
食物繊維を含む毛玉ケア用品は、毎日の毛玉対策をサポートしたい時に使いやすいアイテムです。
ただし、毛玉ケア用品はあくまで日常ケアの一部です。
吐き戻しが多い、食欲がない、元気がないなどの異変がある場合は、まず獣医師に相談しましょう。
毛玉ケアで避けたいこと
猫が毛玉を吐いたからといって、自己判断で人間用の薬やオイルを与えるのは避けましょう。
猫の体に合わない成分が含まれている場合があります。
また、えずいている時に無理に口の中へ指を入れたり、強く背中を叩いたりするのもおすすめできません。
毛玉ケアは、毎日のブラッシング、水分、便の観察、専用ケア用品を中心に、無理なく続けることが大切です。
こんな時は動物病院へ
以下のような場合は、毛玉だけと決めつけず、早めに動物病院へ相談しましょう。
· 何度も吐く
· えずくのに何も出ない状態が続く
· 食欲が明らかに落ちている
· 元気がなく、隠れている
· 便が長時間出ていない
· お腹を触られるのを嫌がる
· 吐いたものに血のような色が混じる
毛玉はよくある悩みですが、繰り返す嘔吐や食欲低下がある時は、別の不調が隠れていることもあります。
換毛期の毛玉ケアは「吐いてから」ではなく「ため込ませない」ことが大切
猫がたまに毛玉を吐くことはあります。
ただし、換毛期に吐く回数が増えたり、えずく、食欲が落ちる、便が少ないといった変化がある時は、毎日の毛玉ケアを見直すサインです。
換毛期のケアで意識したいのは、次の4つです。
ブラッシングで抜け毛を減らす。
水分をとりやすくする。
便の状態を観察する。
毛玉ケア用の栄養補助を取り入れる。
プアインタ 毛玉ケアタブレットは、換毛期の猫や毛玉が気になる猫の毎日ケアをサポートするためのタブレットです。
日々のブラッシングや水分ケアとあわせて取り入れることで、毛玉をため込みにくい習慣づくりに役立ちます。
換毛期の毛玉・吐き戻しが気になる猫に。
毎日のブラッシングとあわせて、プアインタ 毛玉ケアタブレットで毛玉ケア習慣をやさしくサポート。
よくある質問
Q1. 猫が毛玉を吐くのは普通ですか?
たまに毛玉を吐くことはあります。ただし、回数が増えた、何度もえずく、食欲や元気がない場合は、毛玉だけと判断せず獣医師へ相談しましょう。
Q2. 短毛の猫にも毛玉ケアは必要ですか?
短毛の猫でも毛づくろいによって毛を飲み込みます。特に換毛期は抜け毛が増えるため、短毛の猫でもブラッシングや毛玉ケアを意識すると安心です。
Q3. 毛玉ケアタブレットは毎日使えますか?
商品の給与目安に沿って与えてください。持病がある猫、療法食を食べている猫、薬を飲んでいる猫は、事前に獣医師へ相談すると安心です。
Q4. 毛玉を吐いたあと、元気なら様子を見てもいいですか?
吐いたあとに食欲・元気・便の状態がいつも通りであれば、まずはブラッシングや水分ケアを見直しながら様子を見ることもあります。ただし、吐く回数が増える、ぐったりする、食べない場合は早めに相談しましょう。

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