愛猫の耳を近くで嗅いだら、嫌な臭いがして驚いた経験はありませんか。 「少し汚れているだけ」と放置してしまう飼い主さんも多いですが、耳からの異臭は、単なる汚れではなく耳垢の増加や、耳ダニ・外耳炎など耳トラブルのサインの可能性があります。
耳垢の色や量、におい、猫の仕草を観察することで、正常な汚れと疾患による異常を見分けることが大切です。本記事では耳が臭い原因、耳垢の種類、自宅で安全に行える耳掃除の手順、ケアのポイント、よくある疑問を解説します。 耳ダニの基本的な対処法については、関連記事もあわせてご確認ください。猫の耳ダニ、どうしてる?自宅でできる効果的な治療法とおすすめのアイテム

猫の耳垢には種類がある|正常と異常の見分け方
耳垢の色・見た目・においから、健康なものと注意が必要なものを区別できます。色だけで病気と断定せず、猫の行動も併せてチェックしましょう。
✅ 正常な耳垢
- 色:薄い茶色~黄土色
- 量:少量
- 見た目:パサパサした粉状、固まりにくい
- におい:ほとんど無臭
- 猫の様子:耳を掻いたり、頭を振ったりしない。耳道内の赤みや腫れなし
皮脂や古い角質、室内のほこりが混ざった老廃物です。耳の皮膚を守る役割も持っているため、少量であれば無理に掃除する必要はありません。
⚠️ 要注意な異常な耳垢(臭いがする耳垢)
1. 黒いチョコレート状の耳垢|耳ダニの疑い
真っ黒で細かいカスのような耳垢。チョコレートクラムに似た見た目で、酸っぱい独特な臭いがします。強いかゆみが特徴で、猫が頻繁に耳を掻いたり、頭を激しく振ったりします。子猫に多く、他のペットへ感染する恐れがあります。 耳ダニによる症状の詳しい見極め方はこちらの記事を参考にしてください。猫の耳ダニ症状まとめ|黒い耳垢・激しいかゆみの見極め方と対処法
2. 茶色でベタベタした耳垢|外耳炎(細菌・真菌)
濃い茶褐色でねっとりとした脂っぽい耳垢。マラセチア(真菌)や細菌が繁殖した時によく見られ、発酵したような臭いが特徴です。アレルギーや湿気がきっかけで炎症が起き、分泌物が増えてしまいます。
3. 黄色っぽいドロッとした耳垢|化膿した炎症
黄色や黄緑色で汁っぽい耳垢。細菌感染が進んで化膿している可能性があり、強い腐敗臭がします。痛みが強く、耳を触られるのを嫌がる猫が多いです。この場合は早急に動物病院を受診してください。
猫の耳に多い4つのトラブルとその見分け方
1. 耳ダニ(ミミヒゼンダニ)——黒い耳垢の代表格
2. 外耳炎——赤み・臭い・べたつきのサイン
3. 中耳炎・内耳炎——放置した末の危険な段階
4. アレルギー・体質——繰り返す耳のトラブル
自宅でできる耳ケア——「洗って守る」習慣づくり
自宅でできる簡単ステップ
- 保定:猫をタオルで軽く包み、暴れにくい姿勢にする
- 薬液を塗布:耳の穴に滴下し、根元をやさしく揉んでなじませる
- 汚れを拭き取る:猫が頭を振って汚れを飛ばしたら、耳介の見える範囲をガーゼで拭く
- 奥に綿棒を入れない:誤って鼓膜を傷めるリスクがあるため、奥は触らない
耳掃除の手順
- ボトルを手で温めます。冷たい洗浄液をいきなり入れると猫が驚いて嫌がります。
- プアインタ 量子銀イヤードロップ 犬・猫用を耳道の中に適量滴下します。
- 耳の付け根を指で優しくもみほぐします。洗浄液が耳垢に浸透し、固まった汚れが柔らかく浮き上がります。
- 猫が頭を振るのを待ちます。頭を振る力で浮いた耳垢が耳の入口へ出てきます。
- 耳の入り口に出てきた汚れだけをコットンでそっと拭き取ります。コットンを耳道の奥へ押し込まないでください。
- もう片方の耳を掃除するときは、新しいコットンを使用します。
プアインタ 量子銀イヤードロップの使用目安
- 日常予防ケア(臭い予防):1 週間に 1~2 回。耳道環境を整え、耳垢の蓄積を抑えます。
- 耳垢が多く、少し臭いが気になる時:1 日 1 回、3~5 日間継続してケアします。
プアインタ 量子銀イヤードロップ 犬・猫用は、耳道内の汚れを浮かせて洗浄する耳ケアローションです。犬猫共用のため、犬と猫を一緒に飼っているご家庭にも便利です。
動物病院を受診すべきタイミング
次の症状が見られたら、自己判断でケアを続けず、早めに病院へ行きましょう。
- 耳の臭いが強く、掃除しても数日ですぐに臭いが戻る
- 真っ黒・黄色い膿のような耳垢が大量に出る
- 猫が耳を掻きむしる、頭を何度も振る、耳を触ると怒る
- 耳の中が赤く腫れている、血や滲出液が出る
- 頭を傾げたり、よだれを垂らしたりする
獣医師は耳垢検査を行い、耳ダニ、細菌・真菌の有無を確認します。原因に応じて駆虫薬、抗真菌薬、抗生物質入り点耳薬などが処方されます。
重要:プアインタ 量子銀イヤードロップは家庭用の補助ケア用品であり、医薬品ではありません。疾患が疑われる場合は、先に獣医師の診察を受けてください。
