犬の耳が臭い・頭を振るのはなぜ?夏に見直したい耳まわり清潔ケア

犬の耳が臭い・頭を振る…耳が汚れているだけ?

愛犬が最近、よく頭をブルブル振ったり、後ろ足で耳をかいたりしていませんか?

耳に顔を近づけた時に、いつもよりニオイが気になる。
耳垢が増えている。
耳を触ろうとすると少し嫌がる。

そんな様子があると、「耳そうじをしていないからかな?」と思う飼い主さんも多いかもしれません。

もちろん、耳垢や汚れがたまっているだけの場合もあります。
ただし、犬の耳のニオイやベタつきは、湿気・皮脂・耳垢・耳まわりの蒸れが重なって起こりやすくなります。

特に梅雨から夏にかけては、気温と湿度が高くなり、耳の中が蒸れやすい季節です。
垂れ耳の犬や耳毛が多い犬は、耳の中に湿気がこもりやすいため、日頃から耳まわりを清潔に保つことが大切です。


夏に犬の耳が臭いやすくなる理由

1. 湿気で耳の中が蒸れやすい

日本の梅雨から夏にかけては、湿度が高く、犬の耳も蒸れやすくなります。

耳の中が蒸れると、耳垢や皮脂がたまりやすくなり、ニオイやベタつきが気になりやすくなります。

特に、トイプードル、ダックスフンド、コッカー・スパニエル、ゴールデン・レトリバーなどの垂れ耳の犬は、耳の中の通気性が悪くなりやすいため、こまめなチェックが必要です。


2. シャンプーや水遊びのあとに湿気が残っている

夏はシャンプーの回数が増えたり、水遊びをしたり、雨の日のお散歩で濡れたりすることもあります。

体はしっかり乾かしていても、耳の内側や耳のつけ根まわりに湿気が残っていることがあります。

耳まわりが湿ったままだと、耳垢や皮脂がたまりやすくなり、ニオイが気になりやすくなります。

シャンプー後や雨の日のお散歩後は、耳の外側を清潔なコットンでやさしく拭き、乾いた状態を保ってあげましょう。


3. 耳垢や皮脂がたまっている

犬の耳には、皮脂や耳垢が自然に出ます。
少量であれば日常的に見られることもありますが、耳そうじの間隔が空いたり、耳の中が蒸れやすかったりすると、耳垢がたまりやすくなります。

耳垢が茶色っぽい、ベタベタしている、ニオイが強い場合は、耳まわりの清潔ケアを見直すタイミングかもしれません。


4. 耳をかくことで耳まわりが刺激されている

耳に違和感があると、犬は後ろ足で耳をかいたり、頭を床やクッションにこすりつけたりすることがあります。

何度もかくことで耳まわりが赤くなったり、さらに気にするようになったりすることもあります。

耳をよくかいている時は、強くこすって耳そうじをするのではなく、まず耳の状態をやさしく確認しましょう。


耳のニオイと一緒に見たい5つのサイン

1. 頭を何度も振っていないか

犬がたまに頭を振ることはあります。
ただし、何度も繰り返しブルブル振る場合は、耳に違和感がある可能性があります。

耳のニオイに加えて、頭をよく振る様子がある場合は、耳垢や耳まわりの蒸れをチェックしてみましょう。


2. 耳をよくかいていないか

後ろ足で耳をかく、耳のあたりを床やソファにこすりつける場合は、かゆみやムズムズ感があるかもしれません。

耳の内側が赤くなっている、かきすぎて傷っぽくなっている場合は、無理に耳そうじをせず、必要に応じて動物病院へ相談しましょう。


3. 耳垢が増えていないか

耳垢が以前より増えた、茶色っぽい、ベタつく、すぐに汚れる。
このような変化がある時は、耳まわりの清潔ケアを見直したいタイミングです。

耳垢の色だけでなく、量、ニオイ、犬のしぐさも一緒に見てあげましょう。


4. 耳の中が赤く見えないか

耳をめくった時、耳の内側が赤い、腫れぼったい、熱っぽく見える場合は注意が必要です。

触られるのを嫌がる、痛がる、鳴くような反応がある場合は、無理に耳そうじをしないようにしましょう。


5. 耳そうじ後すぐにニオイが戻らないか

耳そうじをしたばかりなのに、すぐにニオイや汚れが戻る場合は、耳の中が蒸れやすい状態になっている可能性があります。

垂れ耳、耳毛の多さ、湿気、シャンプー後の乾燥不足なども関係するため、日常のケア習慣を見直してみましょう。


おうちでできる耳まわり清潔ケア3ステップ

ステップ1:まず耳の状態を確認する

耳そうじを始める前に、まずは耳の内側を軽く確認しましょう。

チェックしたいポイントは次の5つです。

  • 耳垢の量
  • 耳垢の色
  • 耳のニオイ
  • 耳の中の赤み
  • 触られた時の反応

軽い汚れやニオイであれば、日常的な耳ケアを行うこともできます。
一方で、強いニオイ、赤み、大量の分泌物、痛がる様子がある場合は、無理に耳そうじをせず、動物病院で相談しましょう。

耳ケアの基本は、見える範囲をやさしく清潔に保つことです。
見えない奥の部分まで無理に掃除する必要はありません。


ステップ2:犬猫用の耳ケア用品を使う

犬の耳はデリケートです。
アルコール、過酸化水素、人用の洗浄液など、刺激になりやすいものは避けましょう。

耳まわりを清潔に保ちたい時は、犬猫用の耳ケア用品を使うのがおすすめです。

日頃から耳垢やニオイが気になりやすい犬には、イヤードロップタイプの耳ケア用品を取り入れることで、耳まわりを清潔に保つ習慣を作りやすくなります。


ステップ3:コットンで見える範囲をやさしく拭く

耳そうじでは、綿棒を奥まで入れないことが大切です。

綿棒を耳の奥まで入れると、耳垢を奥へ押し込んでしまったり、耳道を刺激してしまったりすることがあります。

清潔なコットンやガーゼを使い、耳の入り口や耳介の内側など、見える範囲をやさしく拭きましょう。

シャンプー後、水遊び後、雨の日のお散歩後は、耳の外側を軽く拭いて、湿気が残らないようにしてあげることも大切です。


夏に耳ケアを意識したい犬のタイプ

垂れ耳の犬

トイプードル、ダックスフンド、コッカー・スパニエル、ゴールデン・レトリバーなど、耳が垂れている犬は耳の中が蒸れやすい傾向があります。

耳のニオイや耳垢の変化に気づきやすいよう、定期的にチェックしてあげましょう。


耳毛が多い犬

耳毛が多いと、耳の中の通気性が悪くなり、汚れがたまりやすくなることがあります。

耳毛が気になる場合は、自己判断で抜くのではなく、トリマーや獣医師に相談するのがおすすめです。


シャンプーや水遊びが多い犬

夏はシャンプーや水遊びの機会が増えやすい季節です。

耳まわりに湿気が残ると、ニオイやベタつきが気になりやすくなるため、濡れたあとは耳の外側もやさしく拭いてあげましょう。


皮膚がデリケートな犬

皮膚がデリケートな犬は、耳まわりも湿気や環境の変化に影響を受けやすいことがあります。

刺激の強いケアは避け、やさしく清潔を保つことを意識しましょう。


こんな時は動物病院へ相談を

以下のような様子がある場合は、おうちでの耳そうじだけで様子を見るのではなく、動物病院へ相談しましょう。

  • 耳のニオイが強い
  • 耳そうじ後もすぐにニオイが戻る
  • 頭を何度も振る
  • 耳を強くかく
  • 耳の中が赤い、腫れている
  • 耳を触ると痛がる
  • 茶色や黒っぽい耳垢が大量に出る
  • 黄色、緑色、血が混じったような分泌物がある
  • 頭が傾いている
  • 歩き方がふらつく
  • 耳そうじ後に悪化したように見える

犬の耳はとてもデリケートです。
無理に耳そうじを続けるよりも、気になる変化がある時は早めに確認してもらうことが大切です。


耳のニオイ対策は「清潔・乾燥・こまめなチェック」が基本

犬の耳が臭い、頭を振る、耳をかく。
このような様子は、耳垢、皮脂、湿気、蒸れが重なって起こることがあります。

夏の耳ケアでは、次の4つを意識しましょう。

耳垢の色とニオイを定期的に確認する。
シャンプー後や雨の日は耳まわりを乾かす。
犬猫用の耳ケア用品を使う。
綿棒を奥まで入れて無理に掃除しない。

ニオイが強くなってから慌てるのではなく、日頃から耳まわりを清潔に保つことが大切です。


耳のニオイ・ベタつき・耳垢が気になる犬に。
夏の蒸れやすい季節は、耳まわりの清潔ケアを見直してみませんか?

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耳垢やニオイが気になりやすい犬、湿気で耳が蒸れやすい季節のケアにもおすすめです。

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よくある質問

Q1. 犬の耳が臭い時、自宅で耳そうじしてもいいですか?

軽い汚れやニオイであれば、犬猫用の耳ケア用品を使い、見える範囲をやさしく拭くことはできます。ただし、強いニオイ、赤み、痛がる様子、分泌物がある場合は、自己判断せず獣医師に相談しましょう。

Q2. 犬が頭を振るのは耳がかゆいからですか?

耳に違和感がある時、犬は頭を振ることがあります。ただし、原因は耳垢や湿気だけとは限りません。何度も頭を振る、耳をかく、ニオイが強い場合は、耳の状態を確認しましょう。

Q3. 綿棒で犬の耳を掃除してもいいですか?

綿棒を耳の奥まで入れるのはおすすめできません。耳垢を奥へ押し込んだり、耳道を刺激したりする可能性があります。見える範囲をコットンでやさしく拭く程度にしましょう。

Q4. 犬の耳そうじはどのくらいの頻度ですればいいですか?

犬種、耳垢の量、耳の状態によって異なります。垂れ耳の犬、耳毛が多い犬、シャンプーや水遊びが多い犬は、こまめなチェックがおすすめです。頻度に迷う場合は、動物病院で相談しましょう。

Q5. イヤードロップは毎日使えますか?

使用頻度は商品の使用目安に従ってください。耳に赤み、痛み、異常な分泌物がある場合や、すでに動物病院で耳の薬を処方されている場合は、使用前に獣医師へ相談しましょう。